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当方で扱っている、二次創作の物語について管理人が語る場です。 まぁこんな辺鄙なトコのマニアックなおばちゃんの書いている物語なんて誰も読まないでしょうが、だからこそ好き勝手させていただきます(笑)。 目下、取り扱っている作品は大雑把に見て、 『東京魔人學園』シリーズ (『黄龍妖魔學園紀』含む) 『翡翠の雫~緋色の欠片2』 (『真・翡翠の雫~緋色の欠片2』含む) の2つです。 状況に応じて増えたり減ったりします(笑)。 2013.09.02
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ついでに『古事記』ネタ続けちゃえ、ってことで、
黄龍妖魔學園紀の話をしようと思います。

‥‥‥『ヒスイノシズク』は、ちょっと休憩

さて。
当サイトには現在『黄龍妖魔學園紀』のセーブデータは1つしかありませんし、
今後も新たに創る予定はありません。
仮に何か物語を創るとしたら、
『黄龍』ではなく『九龍妖魔學園紀』になると思います。

『黄龍の器』は、それだけ特別な存在なのです。
というか、
そもそもオマケ要素だしね(笑)。

『東京魔人學園剣風帖』は、23(+外伝)。
『東京魔人學園外法帖』は、陰陽各13邪編33
『東京魔人學園外法帖血風録』では上記に更に北欧編を加えて39
とにかく、長い。

それに比べて、
『九龍妖魔學園紀』(『黄龍妖魔學園紀』)は13(+序章)。

『九龍妖魔學園紀re:charge』でエピローグが加わるけれど、
それにしたって『魔人』よりは、ずっと短い。
まぁ期間も半年足らずだし(『魔人』は1年、『九龍』は半年)。

という訳で、
『魔人』の二次創作物語は連載物でも原作の全過程は書かなかったけれど、
(『DON'T LET ME CRY』では第2~17話を省略。
  『翔星』では陽disc全てカット、他も端折る予定)
『黄龍』二次創作連載の『MIDNIGHT BLUE』は序章を除き全て書く予定です。

『DON'T LET ME CRY』の主人公・緋勇 龍麻(麻黄)及び、

『翔星~NAGAREBOSHI』の主人公・緋勇 龍斗(■■←本名はまだ伏せ)は、
あくまで『黄龍の器』としては『よくできた偽物』ですので不完全、
ゲーム本編で云うところの「対応を間違えて仲間にするのを失敗する」主人公。

しかし『MIDNIGHT BLUE』の主人公・緋勇 龍麻は、

正当な宿星を持つ完全な『黄龍の器』で、代わりはいませんし必要ありません。
(高校生生活は送ったことないけど)
また、『DON'T...』と『翔星』はあくまで恋愛重視という面がありますが、
『MIDNIGHT...』の龍麻には既に、外部に恋人がいるので友情重視
仲間外れは居ない、というトコです。

そして、この原作自体、
『古事記』の流れに沿ったダンジョン構成をしているので、
1つ飛ばすと『古事記』のエピソードも1つスッ飛ばす感じになります。
これでは、話が続かなくなる。
という訳で、
『黄龍妖魔學園紀』における『古事記』の流れを見ていきます。



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『緋色』シリーズに関わる『古事記』の登場人物を説明しようとしたら、
どえらく長くなってしまいました。
という訳で、続き。今度は、『ヒスイノシズク』に絞ってみようかと。


さて、おさらい。
『古事記』の登場人物で、かつ『緋色』シリーズに作品を跨いで登場する者は、
『玉依姫』以外には、いません。
それを踏襲すると、
神産巣日神、高御産巣日神、思金神、石長姫、道反の大神、
豊玉毘売、天津日高日子波限建鵜葺草不合命の6人は、
新しい物語に相応しくない、ということになる。
※五瀬や宗像みたく「名前だけ」は除く。
※思金神はコンピュータだけど、なんか人格(?)ありそうだったので含む。

けれど、私が目指す『ヒスイノシズク』の根本は、
あくまで「『豊玉姫』の救済なので、

どうあっても『豊玉姫』には登場していただきます。

という訳で、もう少し『ヒスイノシズク』に焦点を絞った考察をしていきます。





私はシリーズ第1作目の『緋色の欠片』より第2作目『翡翠の雫』の方を先にプレイしたので、
このシリーズは日本神話(『古事記』をはじめとした記紀神話)の後日譚的な物語だと思っていました。

かつて自分の、いわゆる『ヲタ』になったきっかけとなった作品は<
ギリシア神話を題材にしたマンガ『聖闘士星矢』だったのもあり、
『神話』というファクターが入ると、個人的にすごくテンションが上がるんです。
(同じパターンに、インド神話・仏教をモチーフとしている
 アニメ『天空戦記シュラト』やマンガ『聖伝~RG VEDA』など)

で、まだ『古事記』について詳しくなかったプレイ当時、
「『翡翠の雫』が玉依姫と豊玉姫の話なら、
  前作『緋色の欠片』はどんな物語だろう?」

と思っていたので、
『緋色の欠片』をプレイして驚きました。

「日本神話の神様が、全然出てこない ‥‥‥」
と。

まぁ『八百万の神』という概念は分からなくもないですが、
じゃあ何故、わざわざ『玉依姫』なのか、と疑問に思いました。
別に他の姫でいいじゃん、と。

という訳で、
『緋色』シリーズにおける『古事記』の話をちょいと考えたのでありました。
 
 
『ヒスイノシズク』を本格的に脳内で創り始めて、実は1年以上になります(笑)。
その間、色々『古事記』についても調べていました。
前回の話にも出ましたが、『古事記』は、
ここのサイトのコンテンツの1つであるゲームタイトル『黄龍妖魔學園紀』のモチーフにもなっているので、
元々資料は沢山持っていましたし、調べることも全く苦になりませんでした。
というか、知識がどっちでも使えるって一石二鳥(笑)。


さて。まずは前提として、
『緋色の欠片』と『ヒイロノカケラ』の差異と、
『翡翠の雫』(以下『真・翡翠の雫』含む)と『ヒスイノシズク』の差異とを同じにしたい、
という考えがありまして。

例えば『玉依姫』と『守護者』の関係は、
『緋色の欠片』と『翡翠の雫』では大きく異なりますが、
『緋色の欠片』と『ヒイロノカケラ』では全く変わらないので、
『ヒスイノシズク』は『翡翠の雫』の関係を踏襲する、とか。
また時代背景は、
『緋色の欠片』と『翡翠の雫』は同じ世界観で1年違いの物語ですが、
『緋色の欠片』と比べたとき『ヒイロノカケラ』はパラレルに近い近未来なので、
『ヒスイノシズク』も『翡翠の雫』の近未来という設定。

‥‥‥ といった具合です。

そう云う訳で、考えている細かい設定は次のような感じで。




これまで、このブログで紹介した、複数の主人公たち。
『東京魔人學園伝奇』の主人公は『剣風帖』にしても『外法帖』にしても、
総じて『黄龍の器』という宿星を負っているということが、ほぼ共通。
当サイトで扱っている『東京魔人學園伝奇』二次創作物語が複数あり、
その数に応じて主人公たる『黄龍の器』も複数いる。
今回整理していて、なかなか感慨深いものがありました。

さて、『黄龍の器』と云えば、忘れてはならないのが黄龍妖魔學園紀
『魔人』と同じ監督が手掛けたタイトル『九龍妖魔學園紀』のオマケ要素で、
『九龍』の主人公を『黄龍の器』に変えてプレイできる、というもの。
条件としては、1度『九龍妖魔學園紀』をクリアしていること。
このクリアデータの内容(キャラ好感度)によっては、
2周目の主人公を『九龍』か『黄龍』か選ぶことができる、という設定。

『九龍妖魔學園紀』と『東京魔人學園剣風帖』は同じ世界観を用いているため、
(『九龍』の舞台は『剣風帖』の6年後)
『剣風帖』登場人物の親戚や仕事仲間、
『剣風帖』後日譚である『妖都鎮魂歌』の登場人物そのものも出てきます。
だから『黄龍』を主人公に選ぶと、
それを説明するシナリオ(冒頭)や、それに絡んだ台詞などが出てきます。
そして『九龍』の舞台では『黄龍の器』23~24歳
その歳でもう1度高校生生活を送るとなると、そりゃあもう面白可笑しい設定、と云う訳で。

当初、まだ『東京魔人學園外法帖』の連載が全く進んでいないのもあり、
『黄龍妖魔學園紀』の物語は一切創らない予定でいました。
メインコンテンツである『剣風帖セーブデータ3』の主人公に、
『九龍』の冒険を課すのは気が引けた、というのが1番ですけれど。
が、ある事に気付いた時、
「これは、寧ろ書かなければならないという義務感にかられ、
現在に至ります。
その、唯一の『黄龍』は、『剣風帖』のときに一言付け加えた、
『剣風帖』セーブデータ3に2人いる『黄龍の器』の片割れです。


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