当方で扱っている、二次創作の物語について管理人が語る場です。
まぁこんな辺鄙なトコのマニアックなおばちゃんの書いている物語なんて誰も読まないでしょうが、だからこそ好き勝手させていただきます(笑)。
目下、取り扱っている作品は大雑把に見て、
『東京魔人學園』シリーズ
(『黄龍妖魔學園紀』含む)
『翡翠の雫~緋色の欠片2』
(『真・翡翠の雫~緋色の欠片2』含む)
の2つです。
状況に応じて増えたり減ったりします(笑)。
2013.09.02
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『緋色』シリーズに関わる『古事記』の登場人物を説明しようとしたら、
どえらく長くなってしまいました。
という訳で、続き。今度は、『ヒスイノシズク』に絞ってみようかと。
さて、おさらい。
『古事記』の登場人物で、かつ『緋色』シリーズに作品を跨いで登場する者は、
『玉依姫』以外には、いません。
それを踏襲すると、
神産巣日神、高御産巣日神、思金神、石長姫、道反の大神、
豊玉毘売、天津日高日子波限建鵜葺草不合命の6人は、
新しい物語に相応しくない、ということになる。
※五瀬や宗像みたく「名前だけ」は除く。
※思金神はコンピュータだけど、なんか人格(?)ありそうだったので含む。
けれど、私が目指す『ヒスイノシズク』の根本は、
あくまで「『豊玉姫』の救済」なので、
どうあっても『豊玉姫』には登場していただきます。
という訳で、もう少し『ヒスイノシズク』に焦点を絞った考察をしていきます。
どえらく長くなってしまいました。
という訳で、続き。今度は、『ヒスイノシズク』に絞ってみようかと。
さて、おさらい。
『古事記』の登場人物で、かつ『緋色』シリーズに作品を跨いで登場する者は、
『玉依姫』以外には、いません。
それを踏襲すると、
神産巣日神、高御産巣日神、思金神、石長姫、道反の大神、
豊玉毘売、天津日高日子波限建鵜葺草不合命の6人は、
新しい物語に相応しくない、ということになる。
※五瀬や宗像みたく「名前だけ」は除く。
※思金神はコンピュータだけど、なんか人格(?)ありそうだったので含む。
けれど、私が目指す『ヒスイノシズク』の根本は、
あくまで「『豊玉姫』の救済」なので、
どうあっても『豊玉姫』には登場していただきます。
という訳で、もう少し『ヒスイノシズク』に焦点を絞った考察をしていきます。
『ヒイロノカケラ』では、出てくる『古事記』の神の選抜が突飛な部分がありましたが、
(『古事記』の流れより神の持つ役割に重点を置いたと思われる)
『ヒスイノシズク』で登場させたい神はやっぱり、
山幸彦こと、火遠理命。
彼はまだ『緋色』シリーズには出てきていないので、うってつけ。
だって、『古事記』読んでいる限りじゃ、
どう考えても、豊玉姫がグレたのは火遠理命のせいだろ!!(笑)
火遠理命は、伊耶那岐神と同じことをした。
妻が「(変わってしまった)自分の姿を見るな」と頼んだのに、
見て、そして恐れて逃げる。
最悪だ、この人たち ‥‥‥ いや、神だけどさ。
ただ、この2組の大きな違いは、
伊耶那岐神・伊耶那美神ペアは完全に絶交したのに対し、
火遠理命・豊玉毘売ペアは離れつつもお互い想い合っていたこと。
豊玉毘売は火遠理命のことを、それでも恋しく想い、
「赤玉は 緒さへ光れど 白玉の 君が装いし 貴くありけり」
と詠み、返す火遠理命は、
「沖つ鳥 鴨著く島に 我が率寝し 妹は忘れじ 世のことごとに」
と詠みました。
大雑把に意訳すれば、
「恋しいあなたの姿は白玉の如く輝いていました」
「共寝をしたお前の事を生涯忘れるものか」
‥‥‥ といった感じか、と。
豊玉毘売は、火遠理命が嫌いだから別れた(実家に帰って戻らなかった)のではなく、
火遠理命に自分の本来の姿(ワニとかサメとか)を見られたから、
恥ずかしくて顔を合わせられなかった、というだけ。
豊玉毘売、ちょっと意地っ張り(苦笑)。
でも、正体を見られたのもあるけど、
約束を守ってもらえなかったってのも、ショックだったかもなぁ。
で、彼女は息子の天津日高日子波限建鵜葺草不合命の元にも戻らず、引き取るでもなく、
乳母として妹の玉依毘売を地上に遣わす。
そして、天津日高日子波限建鵜葺草不合命は、叔母の玉依毘売が結ばれる。
ここのところを『翡翠の雫』では、
「豊玉姫は玉依姫に息子を盗られたと誤解し、逆恨みした」
という話になってますが、
その解釈は、あまりにあんまりだ ‥‥‥。
だって、豊玉姫本人が、息子のために玉依姫を遣わせたのに。
『真・翡翠の雫』でも、その辺りは矯正されておらず、
回想シーンでの豊玉姫は「寂しがりやで意地っ張りな女の子」的な描写。
こうなったら、もう『古事記』関係ないやね(笑)。
だったら最初から『緋色』のときみたく、
『古事記』から完全に離れればよかったのに ‥‥‥。
まぁ、今更それを言っても仕方ないので、
とにかく『ヒスイノシズク』は『古事記』の流れを少し意識しつつ、
豊玉姫が幸せになるルートも確保しないと。
オマケEDとか、ね。
本当は『翡翠の雫』でも、ちょびっと話があったらしいけど、
(公式ビジュアルファンブックに掲載)
それにしても、誰かと結ばれる訳じゃないのよね ‥‥‥。
となると、守護者に『火遠理命』を入れるかな。
ただ、それだと、玉依姫が火遠理命とくっつくEDがあるってことになるわな(苦笑)。
その場合は、別の男性に豊玉姫を救ってもらおう。
あと、『真・翡翠の雫』では、羅門が豊玉姫のことを想っていたので、
もちろん、彼と豊玉姫がくっつくルートも有り!
そのときの羅門は、あんな妖みたいな姿でなく、もっとイケメンで(笑)。
いや、マッチョのまんまでいいんだけど、色彩設定とか衣装はね ‥‥‥。
『翡翠の雫』の守護者のうち2人は兄弟だったから、
『ヒスイノシズク』も、守護者のうち2人は兄弟で決まり。
で、火遠理命と云えば山幸彦、山幸彦と云えば海幸彦もいるってことで、
火照理命(=海幸彦)も入れようかな。
火照理命も『古事記』では、兄でありながら弟に屈服させられているので、
『翡翠の雫』の豊玉姫の設定なら、少しは気持ちが分かる ‥‥‥ かも。
いいなぁ、そういうの。
さて、肝心要の玉依姫が、完全に置いてけぼりだぞォ(微笑)。
『ヒイロノカケラ』の主人公が『翡翠の雫』の主人公にキャラが似ていたから、
『ヒスイノシズク』の主人公は『緋色の欠片』の主人公に近づけたいなぁ。
明るく行動的で、ツッコミ体質で。表情が豊かで、泣いたり笑ったり、ころころ変わる感じ。
「おとなしい」「おしとやか」って言葉が、お世辞にも似合わないような(笑)。
まぁ『真・翡翠の雫』では、『翡翠の雫』よりギャグっぽい部分が増えていたけれど。
とりあえず、考えてはいるのよ、もちろん。
考えがなかなかまとまらないのは、寧ろ敵組織。
もう少し、周囲を固めてみましょうか。
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